野菜の豆知識

有機・特別栽培コーナー

からだに良い野菜の選び方とは?美味しそうに見えるものは駄目

体に良い野菜の選びかた

より傷みやすいものは農薬を含んでいないもの。
おいしそうに見える…という今までの常識に騙されてはダメッ!!

おいしそうに見える野菜って、艶々と発色がよく綺麗です。これまでわたし自身、このような野菜がおいしそう!と手にとり新鮮だ…と感じ購入するポイントとしていました。が、現実。より多くの化学的な薬品がつかわれている野菜ほど見た目に統一感があり、ビジュアルが整っていることに気がつきました。
より自然に近い環境で育った野菜ほど、ぶさいくで色が悪いものです。しかし味は甘かったり、深みを感じてとてもおいしいのです。
また旬な野菜の知識をつけることが、賢い買い物ができます。旬な野菜ほど無理なく育ち(多めの肥料やビニルハウス栽培などを意味します)栄養も豊富。値段も手ごろでからだに優しいと良いことづくめです。

そして特に気をつけて欲しいのが、ほうれん草や小松菜といった葉物野菜!わたしたちの食べる部分が地上にそのまま出ており、虫害を受けやすいので農薬がより多く使用されています。葉物野菜は有機野菜を選ぶのが無難です。

また葉物野菜同様、きゅうり、ピーマン、トマトも残留農薬が比較的多め。理由は葉物野菜と同じですが、極力有機栽培で育ったものを選ぶのが賢明です。しかしこれらの野菜は有機栽培にコストが多くかかる理由から、特別栽培どまりが市場には多く目にとまります。理想は有機栽培ですが、手にはいらない場合は特別栽培のものが残留農薬をより少ないのでお勧めです。

これまで残留農薬=からだへの悪影響、という話をしましたが、食べる基本はその野菜の影響をしっかり吸収することです。残留農薬が少ないことに越したことはありませんが、栄養が少ないもの(鮮度が低い・旬でない)を見抜く力もつけましょう!

関連記事

  1. スーパーで選ぶ美味しい野菜

    新鮮で美味しい野菜の選び方【野菜の種類別に解説】

  2. 野菜に付着した化学肥料の落とし方

    化学農薬・肥料の落とし方【野菜別に解説】

  3. 野菜の保存方法チェックポイント

    野菜を新鮮で長持ちさせる保存方法【野菜の種類別に解説】

  4. 野菜の栽培方法

    野菜の栽培方法「有機栽培」と「特別栽培」の違いとは?

PAGE TOP